先日「AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA-C03)」に合格したので、勉強方法や受験した感想をまとめました。
公式サイトに記載がある試験内容などは割愛し、私の所感を中心に共有します。
これから受験する方の参考になれば幸いです。
この記事の結論
- 難易度は、IT資格全般だと中程度。基本情報技術者試験より少し下の印象。
- 学習時間は30時間ほどでOK。AWS未経験でも合格可能。
- 勉強方法は、合格のみを目指すのであれば、Udemyの模擬試験をひたすら繰り返そう。
試験内容
各AWSサービスの基礎的な内容が出題されていました。
サービスの細かいオプションなどは、ほとんど出題されませんでした。
なので、各サービスの概要、類似サービスとの違いを理解できればOKです。
また、「クラウドプラクティショナー」でよく出題されている、AWSサービス名を回答する問題はほとんど出題されませんでした。
よって、各AWSサービスについて基本的な内容を理解する必要があり、単純に暗記するだけでは合格することは難しいと思います。
難易度
本試験の1つ下の難易度である「クラウドプラクティショナー」と比べると難易度がかなり上がっています。
なので「クラウドプラクティショナー」に合格した方もそれなりに学習が必要です。
IT資格全般で言うと「基本情報技術者試験」より少し下の難易度の印象です。
AWSサービスの概要を理解すれば良いので、AWS未経験者でも合格可能かと思います。
ちなみに私もAWS未経験です。
勉強方法
教材
使用した教材は以下3つです。
①AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 改訂第3版
定番の参考書。
分かりやすい解説がされており、練習問題と模擬試験も収録されています。
②Udemy【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
試験内容を網羅したハンズオン形式動画と3回分の模擬試験を収録。
まずはこちらでざっと各サービスの理解をするのがオススメ。
47.5時間の動画なので、かなりボリューミーな内容となっており、時間がない場合ハンズオンは後回しでも良いです。
③Udemy【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
実際の試験問題に近い模擬試験を6回分収録。
本講座で本番試験に慣れることが出来ます。
学習方法
資格試験全般で言えますが、出題文のクセに慣れることが重要だと思っています。
そのため書籍の読み込みはざっと済ませ、早めに模擬試験を繰り返し実施することが合格への近道です。
私は以下のように学習しました!
- 試験1ヶ月前
- まずは各サービスの概要を把握することを目的として以下を実施。
- 書籍「AWS認定資格試験テキスト」をざっと読む
- Udemyの「アソシエイト試験突破講座」を一通り受講
- まずは各サービスの概要を把握することを目的として以下を実施。
- 試験半月前
- ざっと各サービスの概要を把握したところでUdemy「アソシエイト模擬試験問題集」を実施。
- 初回採点時、点数が30%台でかなり焦る(笑)
- 模擬試験→不明点をUdemyの突破講座や書籍で復習→模擬試験を繰り返す。
- 模擬試験は2周(12回分)実施しました。
- ざっと各サービスの概要を把握したところでUdemy「アソシエイト模擬試験問題集」を実施。
- 試験1週間前
- 模擬試験の不正解問題や、理解出来ていない問題のみを復習。
受験当日
私はテストセンターで受験しました。
予約はピアソンVUEで予約します。
枠に空きがあれば試験開始の24時間前まで予約可能です。
いざ受験した感想ですが・・・
相変わらず問題文が特徴的で、どっちとも捉えられるような問題文が数問あり解読に難航しました。
また、「あれ?これ参考書で出てきたっけ…?」という問題もあり想定以上に時間がかかりました。
模擬試験では長くても60分くらいで完了していましたが、実際の試験では120分ぐらい使いました。
合否連絡について
受験したその場では合否は分かりませんでした。
受験翌日に合格通知のメールが届きました。
おわりに
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト試験は、AWSのクラウドアーキテクチャに関する深い理解が求められる試験であると感じました。
しかし、しっかりと準備すれば、合格することは難しくありません。
ご紹介した勉強法が今後受験される方の参考になれば幸いです!
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